土肥から黄金崎にかけての一帯は火山の熱水がつくり出した造形が見どころ。
かつて佐渡金山に次ぐ産出量を誇った土肥金山、板ガラス原料の珪石を採掘していた宇久須鉱床などの鉱床も熱水変質のたまもの。黄金崎の岩は黄鉄鉱などのキラキラ鉱物を含んでおり、夕日に照らされて輝きます。
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- 黄金崎
黄金色に染め上げられた岩肌は、もともとは白っぽい海底火山の噴出物でした。それが高温の温泉水や地熱によって岩に含まれる成分が変化し、変色しました。
照会先
■伊豆半島ジオガイド協会 0558-74-5423
■NPO法人伊豆自然学校 0558-52-0080
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- クリスタルパーク
旧賀茂村が「ガラスの里」として整備したもので、ガラス細工を体験することができます。ここ宇久須地区では、かつて日本の板ガラスの原料の約4割を産出していました。
照会先
■黄金崎クリスタルパーク
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- 土肥金山
江戸~明治時代には佐渡金山に次ぐ生産量を誇り、閉山までに金40トン、銀400トンを産出したと推定されています。坑道の一部が保存・整備されています。
ジオサイト紹介ページ
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■伊豆半島ジオガイド協会 0558-74-5423
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- 土肥町歩き
土肥温泉は、今から400年前、安楽寺の裏山で金の掘削中に温泉が湧出したことがきっかけ。隣接する清雲寺では一畳大の杉板に描かれた板額絵「日蓮上人一代記」が見事です。
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■伊豆半島ジオガイド協会 0558-74-5423
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- 燈明ヶ崎
西伊豆町の浮島から田子に通ずる遊歩道からは、眼下に、思わず歓声を上げてしまう駿河湾が広がります。海の難所だったため、江戸時代には高台に燈明堂がありました。
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■伊豆半島ジオガイド協会 0558-74-5423
■NPO法人伊豆自然学校 0558-52-0080
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- 堂ヶ島
西海岸最大の景勝地。白い地層は海底火山の造形。海食洞の天井が抜け落ちた天窓洞内に遊覧船で入ると、白い岩肌、青い海面と天窓から射す光のコラボに感動します。
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